日経225先物でのシステムトレードにおける準備資金と利回り

ここで日経225先物の、システムトレードでの年間利回りについて、システムトレードが設計値通りの年間利益が発生した場合の利回りを資金をいくつかのレベルで実行した場合について試算してみます。
これらは1枚ずつ日経225先物を売買した場合になります。

まずは、理論値運用のパターンを検証します。1枚分の証拠金、約40万円に過去における最大のドローダウン110万円程度を加え、計150万円で運用をスタートした場合のケースです。

この数字でも理論的には十分やってゆける資金水準だと思います。これを仮に「年間設計利益」を200万円として、その利益がもし実現したら、スタート資金150万円に対し出た利益が200万円なので、年間利回りは計算すると100%を超えてきます。
これは一般的な運用の常識からするととても高い利回りということになります。

次はギリギリでの運用パターン。極端な例えになりますが、運良くいいスタートさえ切ることが出来れば、先物1枚分の証拠金(約40万円)だけでもスタートからそのまま、ということもあります。

これも年間設計利益を200万円としてその利益がもし実現した場合、スタート資金40万円でに対し利益が200万円なので「年間利回り」が500%というとんでもない数字になります。しかし、これはあまりお奨めではありません。その理由は、負けて証拠金が足りなくなってしまった時点で、取引がリタイアとなる公算が大だからです。

そして最後に、安全運用のパターンです。例えばひとつの基準として、最大のドローダウンの2倍以上にプラスの証拠金、300万円以上を資金に運用するということです。運用資金は倍ですが、資金300万円に対し利益が200万円になれば、この利回りは66%と十分に高いレベルとなります。この方法は、精神的な安定をもたらしてくれます。

300万円の内、実際証拠金に使うのが1枚分(約40万円)だけだと、人によっては残った資金がもったいないと考え、つい多くの枚数を仕掛けたくなるかもしれません。しかし、これこそがまさに個人投資家が陥ってしまいやすい負けパターンのオーバートレードです。
日経225先物の1枚の継続売買に、多過ぎるかのように思える資金を準備したとしても、これで十分過ぎるほどの利回りを期待出来る可能性があるのです。ただし日経225先物を運用する際には、余り欲を出しすぎず粛々と実践出来るような環境を構築していくこと(マネー・マネジメントすること)が重要な鍵となります。

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