日経225先物システムトレードを継続する難しさ・・
日経225先物の取引で、システムを導入することにより得られるメリットも大きい反面、そのシステムを継続していかなければ、効果が出ない・・という点にも注意しなければなりません。
システムを継続する、という言葉だけでは、いまひとつぴんと来ないかも知れません。そこで少し具体的なお話しを。
まずは、一定の作業を継続することの難しさに関してです。システムのシグナル通りに注文を出すという、単純な作業を継続し続けるかどうか、ということについては、これは考え方しだいです。投資活動をあくまでも仕事のひとつと割り切れば、作業自体は、それほど問題はない可と思います。
資産を増やすための作業なので、仕事に近い性質のものと言えそうです。それは、どんな仕事においても、楽しく好奇心が満たされる業務についている人ばかりではないと思いますが、それらと同様に、どんな立場の人でも普段やることのおおよその作業には、決まりきったことや単純な作業を繰り返していることも多いはずです。
日経225先物のシステムトレードする場合には、1日2回程度の注文を出すだけの、時間に換算すれば10分程度で済む作業です。
ところが毎日の継続となると、意外とそれが出来なくなるのは、お金を稼ぐ人がプロとするならば、プロ意識が欠如しているとも言えるのではないでしょうか。
その一方で、シグナル通りに毎回間違いもなく注文作業をこなせるかというと、意外にもミスが起きたりするようで、実際、毎日マーケットに居る人でも、ある程度のケアレスミスは避けられないと、割り切っている人がいるほどです。
さらにもう一つの困難として、投資に対しゲーム感覚のような楽しみを期待しているがゆえに実際の単調さに耐えられなくなってしまうことがあるようです。
日経225先物のシステムトレードにおいては、個別株への投資みたく、多数の銘柄のなかから掘り出し物を探り当てるというような楽しみもありません。
また、ギャンブル的な興奮や刺激も少ないことも事実です。むしろ、肝心なことは利益の積み上げなので、なので、ゲーム的な快楽を求める方は他に求め、利益の積み上げに専念することが大事なようです。
関連ニュース
